推敲の見落としを減らす!テキストエディタの強調表示、登録語リストを自動強調

登録語リストを自動強調の確認工程を、白い原稿用紙と紫色の半透明装置で抽象的に示したアイキャッチ

登録語の自動強調は、見つけた語を一括修正する機能ではなく、推敲順を作るための編集キューとして使います。人物、表記揺れ、注意表現を別リストにすれば、同じ一致でも「確認する理由」を失いません。

4章の標本にはPERSON555を10件、VARIANT555を6件、ALERT555を8件、意図的例外を4件配置しました。Stage 4では順に10件・4ファイル、6件・4ファイル、8件・4ファイル、例外4件を確認し、replacements=0でした。意味判断と画面の自動強調は未確認のためstatusは partial。戻し先は未編集の4章で、置換結果ではありません。

三つのリストを一つの修正命令にしない

人物リストは登場箇所や呼称の確認、表記揺れリストは採用表記との照合、注意表現リストは繰り返しや語調の確認に使います。三種類を混ぜると、人物名を誤字扱いしたり、意図的な表現まで機械的に直したりします。

各一致には、リスト名、章、前後文、判定、例外理由を残します。判定は「問題なし」「要確認」「個別修正候補」の三段階で十分です。自動強調の役割は入口までで、採否は原稿の文脈を読んで決めます。

4章を10・6・8・4で監査する

開始時に4章の複製と三リストを固定し、PERSON555 10件、VARIANT555 6件、ALERT555 8件、例外4件を記録します。人物、表記揺れ、注意表現の順に一リストずつ確認し、章別の分布を残します。

例外4件はどのリストに属し、なぜ残すかを記します。強調された語をクリックした勢いで修正せず、候補一覧が閉じてから個別編集へ移します。修正後の検索は別工程で行い、元の強調件数を消さないようにします。

Stage 4は検索キューを再現した

記事固有の6操作で、PERSON555は10件、VARIANT555は6件、ALERT555は8件を返し、どのリストも4ファイルに分布しました。意図的例外は4件、置換は0件です。

この結果は、三つの検索集合と例外集合を分けて取得できたことを示します。どの一致を実際に直すべきか、選択したリストが画面でどの色に強調されたかは示しません。未保存タブの内容も検証集合へ含めていません。

公開機能、実測、未確認を分ける

Rune Studioの公開資料では、複数の単語リストを登録し、選択中のリストを自動ハイライトできます。これがStage 3です。今回の件数はStage 4の検索・プレビュー結果で、視覚表示はlimitsに残ります。

次のデスクトップ検証では一リストずつ選択し、10・6・8件を画面で追い、例外4件に変更が入らないことを確認します。未保存タブを対象にしたい場合は、保存済み4章とは別の条件として結果を記録します。

リストを次の作品へ再利用するときは、登録語そのものと、今回だけの例外理由を分けて保存します。人物名は作品が変われば原則入れ替え、表記揺れは編集方針が同じ場合だけ引き継ぎ、注意表現は文体に合わせて見直します。4章で得た10・6・8件を、別作品の期待件数として流用してはいけません。

また、強調が多すぎて本文を読めない場合は、登録語を削除する前に選択リストを一つへ絞ります。リスト設計の問題と画面表示の問題を切り分けるためです。例外4件はリストから消すのではなく、原稿側の文脈記録に残します。

編集キューを担当者へ渡すときは、リスト名だけでなく、対象4章、取得日時、期待件数10・6・8、例外4、置換0を一緒に渡します。語彙リストだけを共有すると、どの版の原稿で得た件数か分からなくなるためです。再検索で数が変わった場合は、新しい版として差分を残します。

同じ語が複数リストへ重複登録される場合は、総数へ単純加算せず、どの判断目的を優先するか決めます。今回の24件は三リストを別集合として作った値で、重複語をまとめたユニーク件数ではありません。この定義も引き継ぎ票へ残します。

完了条件は0置換を説明できること

この段階の合格は、三リストと例外を混ぜず、24件の確認キューを作り、置換0件のまま文脈判断へ渡せることです。件数が10・6・8から変わる、例外4件が見分けられない、対象4章が変わる場合は未編集原稿へ戻ります。

STUDIO-548は一作品の人物名と注意語を二つの読み方で追う記事です。本記事は再利用可能な人物・表記揺れ・注意表現の三分類と、置換しない編集キューが中心です。551の字体、557の文字数とも結論が異なります。複数リストを使う前にRune Studioの商品ページで現在の対応範囲を確かめてください。