入稿前に縦書きを確認!日本語テキストエディタ、日本語縦書きプレビュー

日本語の縦書き原稿が確認ゲートを通り、入稿前の承認状態へ進むアイキャッチ

テキストエディタで日本語の縦書きを確認するなら、画面を一周して崩れを数えるだけで終わらせないでください。この記事では一場面の一つの崩れを選び、期待状態、見えた状態、元原稿の位置、修正、同じ位置の再表示までを閉じます。五種類の地点を漏れなく巡回する票は五種類の地点を巡回する確認票へ譲り、本記事は「見つけた一件をどう原稿へ戻すか」に集中します。

直接回答:期待状態と元原稿への復帰操作を先に書く

縦書きプレビューを開く前に、対象ごとの期待状態と、原稿へ戻るための目印を決めます。見た目が気になるだけでは、修正対象が記法、文字列、プレビュー設定のどれか分かりません。

一件の確認票には次を入れます。

元原稿へ戻る方法を記録できない崩れは、まだ修正へ進めません。

五種類の地点を巡回する確認票とは作業の終点を分ける

五種類の地点を巡回する確認票は、数字、括弧、約物、ルビ、章境界の五地点を決めた順で巡回し、保留・測定済み・再確認の現在地を管理する記事です。本記事は一冊の巡回表を作りません。

こちらの開始点は、縦書きプレビューで一件の違和感を見つけた直後です。終了点は、同じ章・同じ目印へ戻り、元原稿の一箇所だけを直し、同じ期待状態で再表示した記録が残ることです。件数の網羅ではなく、一件の修正経路を再現できるかを判定します。

一場面へ期待状態を四種類置く

1,800字の複製場面に、二桁数字、連続記号、ルビ、顔文字を置きます。ここで書くのは観察結果ではなく、確認前の期待です。

対象 例 確認前の期待状態
二桁数字 12 二文字が離れず、同じ読みの単位として判別できる
連続記号 !? 順序が入れ替わらず、本文行からはみ出さない
ルビ |東京《とうきょう》 読みが対象の親文字に対応し、隣の語へずれない
顔文字 (^^) 文字欠けや順序の逆転がなく、原文と同じ文字列を追える

「きれいに見える」のような評価語ではなく、離れない、順序が変わらない、親文字が一致する、文字が欠けないという観察可能な文へします。

一件だけ崩れIDを付ける

たとえばC02の三段落目にある「12」を対象にし、崩れIDをV-NUM-C02-01とします。目印文字列は前後を含めた「締切まで12日だった」とし、期待状態は「12を一つの読みの単位として判別できる」です。

プレビューで期待と違って見えたら、観察欄へ実際の状態を書きます。「崩れた」ではなく、「1と2が別の位置に見える」「2が次の行へ出る」のように記録します。まだ画面を見ていない場合は未確認とし、例文の結果を推測で埋めません。

同じ原稿位置へ戻る操作を固定する

復帰操作は次の順にします。

  1. 崩れID、章ID、目印文字列、期待状態、観察状態を記録する
  2. 元原稿のタブへ戻り、ファイル名と正本パスがC02に一致することを確認する
  3. 目印文字列を検索し、前後一文を読んで同じ箇所か確認する
  4. その一箇所だけを修正し、変更前後と変更IDを残す
  5. 保存後に縦書きプレビューを再読込または開き直し、同じ章・同じ目印・同じ期待状態で見る
  6. 再表示結果を追記し、直らなければ元の行を消さず判断待ちにする

プレビューの選択位置から原稿へ自動で戻れるとは前提にしません。連動移動を実際に確認できた場合だけ、復帰方法へ「選択から移動」と書きます。未確認なら、タブ、正本パス、目印検索で手動復帰した記録にします。

一度に一条件だけ変える

二桁数字とルビを同時に直すと、再表示で何が効いたか分かりません。V-NUM-C02-01を扱う周回では、その数字に関係する一箇所だけを変えます。別の崩れは別IDへ分けます。

再表示後は、対象箇所だけでなく前後一文も読みます。12の見え方が変わっても、隣の句読点や改行位置が意図せず変わった場合は合格にしません。変更を戻すときも、変更IDから対象行を特定します。

合格・判断待ち・対象外を分ける

一件の修正経路が合格するのは、正本パスと目印が一致し、変更が一箇所に限定され、再表示で期待状態と観察結果を比較できたときです。期待どおりにならなければ判断待ちです。画面を見ていない場合も判断待ちであり、資料上の対応記法を目視結果へ置き換えません。

EPUB生成、KDP審査、外部リーダー表示は対象外です。この記事の合格は、エディタ内の縦書きプレビューで同じ箇所へ戻る修正経路だけを指します。

横書き原稿を縦書きで表示し、12時30分が縦中横で立っているRune Studioの縦書きプレビュー
縦書きプレビューの表示例。本文が上から下へ流れ、列が右から左へ進み、二桁の数字が横に並んで立っています。入稿の可否をこの画面だけで決めることはしません。

現行Mac版で確認できた範囲

2026年8月14日のテスト用プロジェクトでは、テキストタブを縦書き状態にし、プレビュータブを現在の本文タブへ対応づけて、ワークスペースを閉じて開いた後も縦書き表示用タブと連動先の本文の組み合わせが保持されることを確認しました。これは縦書きタブとプレビューの組み合わせを再読込できる共通機能の証拠です。

同日の縦書きEPUB標本では、vertical-rl、右開き、ルビ要素、二桁数字12と!?のtext-combine処理を生成物内部で確認しました。ただし、これはEPUB構造の証拠であり、エディタ内プレビューの見た目を確認した証拠ではありません。

実画面での1,800字標本、約0.3秒の更新、タブ名追従、プレビュー選択から原稿位置へ戻る動作、四種類の見た目は未確認です。したがって、本文では期待状態と手動復帰手順を示し、Rune Studioで表示成功したとは断定しません。

結論:V-NUM-C02-01の手動復帰経路から試す

日本語縦書きプレビューで崩れを見つけたら、まず一件へ崩れID、章ID、目印文字列、期待状態を付けてください。正本パスを確認し、目印を検索して同じ原稿位置へ戻り、一箇所だけ直し、同じ期待で再表示します。

五種類の地点を巡回する確認票の巡回票が「どこをまだ見ていないか」を管理するのに対し、本記事の票は「見つけた一件をどこへ戻し、何を変え、同じ場所をどう見直したか」を管理します。現行の実操作ではタブ状態と本文タブとの連動情報の再読込、縦書きEPUB内部の処理までが確認済みです。プレビュー実画面の見え方と自動復帰は判断待ちとして残します。

Rune Studioで確認するなら、Rune Studioの商品ページで縦書きタブとプレビューの現行範囲を照合し、まずV-NUM-C02-01をタブ名・正本パス・目印検索で手動復帰できたか記録してください。