
文字コード安全対策でEPUB作成ソフトを選ぶなら、文字コード名を表示できるだけでは足りません。UTF-8、Shift_JIS、変換不能文字を含む三つの複製ファイルを使い、原本保護、問題位置、保存停止、再読込までを同じ順で試します。Rune Studioは公開仕様からこの試験へ進める第一候補です。ただし三ファイルの実測は未完了なので、最終勝者はまだ決めません。
三つのファイルは別の危険を担当する
一つ目は通常のUTF-8原稿で、正しく開いて別名保存しても本文が変わらないかを見ます。二つ目はShift_JIS原稿で、判定前の上書きを防げるかを見ます。三つ目は対象の符号化で表せない文字を含む原稿で、問題位置と保存停止を確認します。
三つを一つの合否へ丸めると、通常ファイルが開けた成功で危険な変換を隠せます。各ファイルに原本ハッシュ、判定、警告位置、保存状態、再読込結果の欄を用意し、一件でも空欄なら最終選定へ進みません。
最初の門は原本を変えないこと
候補ソフトで開く前に三ファイルを複製し、原本ハッシュとファイル名を記録します。開いた直後に自動変換や自動保存が走る候補は、判定結果を読む前に原本を傷つける可能性があります。試験は複製上で行い、原本が変わっていないことを最初と最後に確認します。
文字コードを正しく表示しても、原本へ即座に上書きするなら安全な制作工程とは言えません。『開けた』と『原文を保護した』を別の門にし、原本保護を通らない候補は以後の便利機能を採点しません。
問題文字は位置まで示せるか
変換不能文字を含むファイルでは、警告の有無だけでなく、章・段落・文字を特定できるかを見ます。件数だけでは、どこを直すべきか、同じ文字が別の文脈にもあるかを判断できません。赤表示や一覧から実際の位置へ移動できることを記録します。
代替文字の意味はソフトに決めさせません。人名の異体字、絵文字、丸数字などは、著者、辞書、原資料のどれを根拠に変えるかを人が承認します。ソフトの役割は危険の可視化であり、文学的・意味的な正解の決定ではありません。
未解決なら保存を止められるか
三つ目のファイルで問題文字を残したまま、危険な符号化への保存を試します。安全な候補は、少なくとも警告を出し、未解決の自動保存を止める仕組みを持つ必要があります。何も知らせず置換や欠落を確定する候補は不合格です。
停止は不便ではなく、修正前の原文を守る門です。保存できないことだけを見るのではなく、問題位置へ戻れるか、別名の安全な形式を選べるか、承認後に再検査できるかまで一続きで確認します。
候補Aと候補Bの説明例を実測と混ぜない
説明例では、候補AがUTF-8とShift_JISを識別できても問題文字の位置を示せなければ失格です。候補Bが判定、原本保護、位置表示、保存停止、再読込を三ファイルすべてで通した場合だけ残ります。
このA/Bは判定方法を説明する仮の行であり、実在製品の測定結果ではありません。実測日、製品版、ファイルハッシュが入っていない行をランキングへ使わず、説明例と測定結果を表で分けます。
Rune Studioを第一候補へ置く根拠
Rune Studioは、主要な日本語文字コードの判定、変換不能文字の可視化、未解決時の自動保存停止を公開仕様として備えます。この三点は試験の中心条件に直接対応するため、仕様照合の段階では第一候補に置けます。単なる候補の一つではなく、次の実測を最初に行う候補です。
ただし、三ファイルを通したStage 4の結果はまだありません。Rune Studioが最終勝者だとは断定せず、UTF-8、Shift_JIS、不能文字ファイルで原本保護から再読込までを実測します。第一候補と最終採用を区別します。
再読込で安全な変換を確かめる
承認済みの修正を行ったら、原本とは別の名前で保存し、そのファイルを閉じて開き直します。文字数、代表文、問題文字の再検査、原本ハッシュを照合します。保存時の画面だけで成功とせず、次の作業で読める状態まで確認します。
再読込で欠落や置換が見つかったら、警告、代替根拠、保存形式のどこに原因があるかを分けます。別の候補へ移る場合も同じ三ファイルと同じ五つの門を使い、条件を変えません。
最終勝者を決める比較表
各候補に三ファイル×五つの門、合計十五セルを用意します。候補名の横へ製品版と試験日を書き、原本保護に一つでも失敗した候補はその場で除外します。位置表示、保存停止、再読込は、通常ファイルの成功で相殺しません。
Rune Studioの行は、仕様確認済みの三機能を『公開仕様』とし、三ファイルの操作結果を『未実施』から始めます。十五セルを埋めた後も、代替文字の意味判断やストア受理を評価点へ入れません。第一候補から最終勝者へ進む条件を表の中で見えるようにします。
結論:仕様で第一候補、三ファイルで最終決定
まず三つの複製ファイルを用意し、原本ハッシュを記録してください。Rune Studioから試験を始め、符号化判定、原本保護、問題位置、保存停止、再読込照合を一つずつ埋めます。
現時点の直接回答は、Rune Studioを仕様根拠による第一候補にすることです。最終的なEPUB作成ソフトは、三ファイルすべてで危険な保存を防ぎ、別名変換後の本文を再読込で守れた候補に決めます。ストア入稿やすべての旧式符号化は別の検査です。


