未保存原稿を閉じ間違えない!台本用テキストエディタ、台本をツリー・タブ管理

台本の閉じ間違いを防ぐには、タブを閉じる前に「保存済み」「変更あり」「不要」の三つへ分類し、閉じた後はツリーの場面IDから復帰を確認します。未保存警告が出るはずだと期待するのではなく、自分で説明できる状態のタブだけを閉じるのが安全です。

長い台本では「対決」「回想」のような同じ見出しが何度も現れます。そこで役に立つのが、ACT2-SC-12.mdのような重ならない場面IDです。見出しは読者向け、IDは作業位置へ戻るため、と役割を分けます。

3幕18場を迷わない名前にする

例では、chapters/の下に3幕18場を置きます。第1幕はACT1-SC-01.mdからACT1-SC-06.md、第2幕はACT2-SC-07.mdからACT2-SC-12.md、第3幕はACT3-SC-13.mdからACT3-SC-18.mdです。資料は本文と混ぜず、refs/characters.mdとrefs/props.mdへ分けます。

タブを開く前に、今日の作業を一行で書きます。

SC-12 / 38行付近 / 小道具の受け渡しを再確認 / 保存後に閉じる

この一行があれば、場面タイトルが似ていても、ツリー検索でSC-12を探して戻れます。

保存済み・変更あり・不要へ分類する

閉じる前に、開いているタブを次の表へ一件ずつ入れます。

分類 条件 閉じる判断 残す記録
保存済み 正本パスと末尾の目印を読み戻せる 閉じてよい 場面IDと復帰点
変更あり 保存後の内容をまだ読み戻していない 閉じない 変更の目的と未決事項
不要 差分を読み、残さない理由を説明できる 複製で確認した場合だけ破棄候補 不要と判断した理由

「たぶん保存した」と「たぶん不要」は分類に含めません。どれにも入らないタブは変更ありとして残し、複製または別名保存へ退避します。この規則なら、未保存表示や確認画面をまだ観察していなくても、誤って閉じる判断を避けられます。

保存済みのSC-12でタブ復帰を確認する

  1. ツリーでACT2-SC-12.mdを開き、本文中のSC-12と進行メモの位置を照合します。
  2. 正本パス、38行付近の目印、保存済みの復帰マーカーを読み、タブを「保存済み」へ分類します。
  3. 人物表と小道具表も同じ三分類へ入れ、保存済みだけを閉じます。
  4. ツリー検索でSC-12を探し、ACT2-SC-12.mdを再び開きます。
  5. 場面ID、38行付近、進行メモ、保存済みマーカーの四点が一致すれば復帰合格です。

この手順では、保存判断と復帰判断を分けます。最初にSC-12を表示できても、閉じた後の再到達を確かめるまでは復帰成功ではありません。変更ありと不要のタブは、この保存済み試験へ混ぜません。

保存済みファイルで閉じ開きを実測した結果

専用の作業場では、3幕18場と人物表・小道具表を含むツリーを取得しました。人物表、小道具表、SC-12の順で開き、SC-12、小道具表、人物表の順で三つを閉じています。その後に作業場を閉じ開きし、人物表、小道具表、SC-12の順で再び開きました。最後にSC-12を有効なタブへ戻し、保存済みの復帰マーカー1件を読み戻しています。

Rune Studioの現行Mac版の公開資料で確認した仕様には、タブの未保存表示、未保存タブを閉じる前の確認、タブの並べ替え、ペイン間移動、ファイルツリーからの複数ファイル操作があります。これは仕様の確認であり、この記事固有の未保存画面を観察した結果ではありません。

未観察の未保存警告を合格条件にしない

今回の閉じ開きは保存済みファイルで実測しました。未保存表示、未保存タブを閉じるときの確認画面、保存・破棄・中止の選択肢は画面上で確認していません。公開資料にはこれらの保護機能が記載されていますが、保存済みの閉じ開き結果を未保存警告の証拠にはしません。タブの色分けも未確認です。

したがって、エディタ候補の合否は二層で付けます。保存済みのSC-12へ戻れることは確認済みとして評価できます。未保存保護は公開資料で仕様を確認した段階にとどめ、画面を観察していない限り「保留」です。保留中は、変更ありのタブを閉じず、手動保存と内容読戻しを終えてから保存済みへ移します。Cmd+Wの挙動も設定で変わるため、ショートカットを安全策の前提にはしません。

台本用テキストエディタの選び方

場面IDを検索でき、ツリーとタブで同じファイルを特定でき、保存状態の判断を補助できるものが向いています。Rune Studioは、保存済みタブの復帰結果と公開資料で確認した未保存保護を分けて評価できます。製品案内はRune Studio公式サイトで確認できます。

進行メモは作品本文へ書き込まず、work-note.mdなど作業用ファイルへ置くと安全です。記録するのは場面ID、行や目印、未決事項、保存判断の四つで十分です。もし再オープン後に行番号がずれていても、SC-12と「小道具の受け渡し」という目印が残っていれば戻れます。逆に、タブの並びだけを記録しても、別の資料を開いた時点で位置関係が変わるため、復帰情報としては弱くなります。

保存を選んだ後は、変更した一文をすぐ読み返します。タブの未保存表示が消えたことと、内容が意図どおり残ったことは別の確認です。両方を見てから閉じれば、誤った場面へ戻るだけでなく、誤った変更を保存したまま進むことも防げます。

資料タブも同じ規則で閉じ、人物表や小道具表の未保存変更を置き去りにしないようにします。

結論は、未保存確認だけに安全を任せず、保存済み・変更あり・不要を先に分類することです。ACT2-SC-12.mdという固定ID、閉じる前の一行メモ、保存済みマーカー、閉じた後の再到達を一組にすれば、未観察の画面挙動を確認済みと書かずに、3幕18場の台本を安全に整理できます。

ツリーとタブの対応範囲を詳しく見る方は、Rune Studioの商品ページで現行Mac版の案内を確認できます。