探し漏れを防ぐ!Macテキストエディタの検索、ワークスペース横断検索

ワークスペース横断検索の確認工程を、白い原稿用紙と紫色の半透明装置で抽象的に示したアイキャッチ

ワークスペース横断検索で先に決めるのは検索語ではなく、対象範囲です。章だけを調べたいのか、参考資料や保存済みメモも含めるのか、実際の未保存タブを対象にできたのかを分けると、「18件」と「23件」の違いを検索漏れと誤解せずに済みます。

実際の標本は、保存済みのMarkdown章12ファイル、refs内の保存済みファイル、notes/unsaved-standin.mdという保存済み代替ファイル1件です。章だけの検索結果は18件・12ファイル、refsは4件、保存済み14ファイルを対象にしたワークスペース全体では23件でした。内訳は18+4+保存済み代替1です。実際の未保存タブは作成も検索もしておらず、unsaved_tab_included=falseのためstatusは partial。検索によるファイル変更は0件です。

範囲、拡張子、除外先を検索前に書く

製品に依存しない検索票には、ルート、対象フォルダ、対象拡張子、除外フォルダ、保存済み/未保存の扱いを書きます。今回の問いは「12個の章Markdownに固定語が何件あるか」なので、refsの4件と保存済み代替ファイルの1件は章検索の合格件数に加えません。保存済み代替ファイルは、実際の未保存タブが検索できた証拠にも使いません。

一致件数と一致ファイル数も別です。18件・12ファイルなら、少なくとも一部ファイルに複数一致があります。「12ファイル見つかった」を「12件」と書き換えないよう、二列で記録します。

狭い検索から全体検索へ広げる

最初に章フォルダとMarkdown拡張子だけを指定し、18件・12ファイルを読みます。次にrefsだけを検索して4件を別枠に置きます。最後にワークスペース全体を検索し、23件を得ます。

18+4+1は23です。最後の1件はnotes/unsaved-standin.mdに保存された固定語で、所在は記録から確認できます。したがって、23件目を未保存タブ由来とも、所在不明とも扱いません。章、refs、notesの三つに保存済みパスを分類すれば、全体23件を説明できます。

Stage 4の結果とlimits

記事固有の5操作で、chapter_files=12、chapter_matches=18、chapter_match_files=12、excluded_ref_matches=4、workspace_matches=23、unsaved_tab_included=falseを確認しました。

この数値は保存済みMarkdown 14ファイルの検索結果です。全体23件は、章18件、refs4件、保存済み代替1件に分かれます。各一致の意味と画面での強調色は確認していません。実際の未保存タブは標本に存在せず、その包含も確認していないため、保存済み23件を説明できたことを未保存内容の検索成功へ広げません。

Rune Studioの検索機能を置換と混ぜない

Rune Studioの公開資料では、ワークスペースを横断して検索できます。これはStage 3の機能です。今回のStage 4は検索件数の読取であり、修正も置換も行っていません。

STUDIO-570は17件をプレビューして承認14件だけ置換する記事です。本記事は対象範囲と件数を確定するところで終了します。逆検索、正規表現による加工、未保存タブを含むとの断定はしません。

検索記録には一致した12章のパスを一行ずつ残します。件数が18のままでも、対象ファイルが11や13へ変われば同じ検索ではありません。refsの4件とnotes/unsaved-standin.mdの1件も、章範囲へ入れない理由とともに保存し、単に結果画面から隠しただけにしません。

全体検索を検収するときは、結果をフォルダ別に並べ、章18件、refs4件、notesの保存済み代替1件を消し込みます。23件がこの三分類と一致しない場合だけ、保存済みパスの追加や検索条件の違いを調べます。検索語を変えて差を消すのは、範囲説明になりません。

大文字小文字、全角半角、固定文字列か正規表現かも検索条件に含めます。今回は固定語の件数検証なので、途中で正規表現へ広げません。別条件を試すなら検索記録を複製し、18件の基準を上書きしないようにします。これで「設定が違う検索」を漏れと誤認せずに済みます。

検索結果を共有する場合は、スクリーンショットだけでなく条件とパス一覧を渡します。画面に表示された23という数字だけでは、章18件、refs4件、保存済み代替1件、実際の未保存タブは未検証という境界を再現できません。別担当者が同じ条件で18件・12ファイルと全体23件の内訳を得られることを確認します。

結論:保存済み23件は説明済み、未保存タブは未検証

章12ファイルの18件、refsの4件、保存済み代替ファイルの1件を分離し、全体23件の内訳を説明できました。検索条件が変わったら18・12・4・1・23を取り直します。実際の未保存タブを含める場合は、今回の保存済み代替を流用せず、別の操作検証として対象範囲と件数を取り直します。

検索結果から直接編集せず、終了時は検索欄をクリアして元ワークスペースへ戻ります。ファイル変更は0です。一般的なGrepや一括置換の記事と違い、本記事の成果物は「対象集合を説明できる検索記録」です。ワークスペース検索の製品範囲はRune Studioの商品ページに分けて掲載されています。