最初の一歩で止まらない!EPUBの作り方、画像入り電子書籍を作る手順

画像入り電子書籍の作り方について、原稿起点の画像パス、代替テキスト、収録ファイル、閲覧表示を四段階で追う工程を抽象的に示したアイキャッチ

画像入りEPUBを作るときは、画像を貼る前に「原稿ファイルから画像までの相対パス」を決めます。本文と画像を同じ親フォルダへまとめ、別の場所へ移しても道順を再計算できる構成にすると、最初の一冊で止まりにくくなります。

この記事は本文中の挿絵一枚をEPUBへ収録する手順です。表紙画像の指定や、移動済み原稿のリンク修復は別記事へ譲ります。

最小構成は原稿一つ、画像一つ

作業フォルダにtext/chapter01.mdとimages/scene01.pngを置く例を考えます。原稿から画像への道順は../images/scene01.pngです。代替テキストには「夜の駅前で傘を持つ主人公」のように、画像が伝える内容を書きます。

ファイル名は半角英数字を基本にし、同名画像を複数フォルダへ置きません。画像を差し替えるときは、寸法や内容が変わったことも確認します。

一枚を収録してから増やす

  1. 原稿と画像を決めたフォルダへ置く
  2. 原稿から見た相対パスで画像を指定する
  3. 画像内容に合う代替テキストを書く
  4. EPUBの収録章を選び、出力する
  5. パッケージ内に画像資産と本文側の参照があるか確認する
  6. 閲覧環境で画像、前後の段落、改ページを見る

Rune Studioを短い試験原稿で確かめた範囲では、画像を含むEPUBの生成と内部検査が成功したことまでは確認されています。ただし、検証に使った開始パスと更新後パス、代替テキスト、生成XHTMLの参照値が記事用の記録として十分に残っていません。ここに挙げた具体例を、その実測値だったとは扱いません。

画像が出ないときの確認順

まず画像ファイルが存在するか、次に大文字小文字と拡張子、最後に原稿から見た階層を確認します。画像だけを別フォルダへ移したなら、原稿本文の相対パスも変わります。

EPUB内に画像はあるのに本文で出ない場合は、本文側の参照とパッケージ内の画像位置を照合します。代替テキストだけ表示される場合も、参照先の誤りを疑います。

代替テキストはファイル名から作らない

scene01.pngという名前から画像内容は分かりません。代替テキストは、画像を見られない読者へ本文理解に必要な情報を伝える短い文にします。装飾だけの画像なら、本文上の役割を検討し、不要な説明を重ねません。

画像の直前と直後の文章も読みます。本文ですでに同じ内容を十分説明しているなら、代替テキストを長い重複説明にしません。

パッケージ内の二点照合

生成後は、画像資産が収録されていることと、本文のXHTMLがその資産を参照していることを別々に確認します。どちらか一方だけでは表示できません。記録には元の相対パス、パッケージ内の画像位置、XHTML側の参照値を三列で残します。

本番へ進む前の確認票

本文画像一枚の収録を本番へ広げる前に、次の欄を一つずつ閉じます。結果が空欄のままなら、作業量が多くても完了とはしません。

本文画像一枚の収録の一覧は成功を飾るためではなく、途中で条件が変わったことへ気づくために使います。二回目に同じ結果を得られない場合は、範囲を増やさず最初の例へ戻ります。資料上の機能、画面上の項目、開始から結果まで終えた操作も、本文画像一枚の収録では別々の事実として記録します。

Rune Studioを使わない場合の進め方

専用機能を使わなくても、一枚の表示まで閉じてから増やすことで目的へ近づけます。OSのファイル複製、普通の検索、別名保存、生成物の内容確認を組み合わせれば、未確認の自動処理へ賭けずに進められます。

Rune Studioを選ぶ意味は、本文画像一枚の収録で生じる手間を現行Mac版機能で減らせるか試せる点です。まだ記録のない結果は短い複製で確かめます。本文画像一枚の収録の結果を自分で読みたい人には向きますが、未確認の自動化を多数の原稿へ即時適用したい人には向きません。

次の一歩は、本文画像一枚の収録について上の確認票を一行埋められる最小の複製を作ることです。その結果を確かめてから、必要ならRune Studioの商品ページで現行Mac版の対応範囲を確認してください。

結論

画像入りEPUBの作り方は、原稿と画像の位置を先に固定し、一枚で「パス・代替テキスト・収録結果」を閉じることから始まります。Rune Studioで画像資産を含むEPUB生成は確認済みですが、今回の具体的な参照値は未記録です。本番では開始値と生成後の参照を記録してから画像を増やしてください。Rune StudioのEPUB出力を確認する