
大容量原稿向けテキストエディタを比べるとき、境界を推測で埋めてはいけません。この記事の結論は、299,999文字、300,000文字、919,514文字を別行にし、公開仕様・実測・保留のどれかを明記することです。ここで選ぶのは最終採用アプリではなく、編集・検索・保存の実行試験へ進める候補です。
直接回答:境界の前・上・実測点を別行にする
Rune Studioの公開仕様は「30万文字以上」を大容量時の対象としています。したがって境界前は299,999文字、境界上は300,000文字です。300,000文字と300,001文字を並べても、両方とも公開仕様上の対象内なので、境界の前後は比べられません。
また、公開仕様に閾値が書かれていることと、手元の二標本で切り替わりを確認したことは別です。未実施行は保留のまま残します。
3行証拠表:現在書ける結果
比較表には、文字数、仕様資料上の位置、実測結果、証拠段階、次の測定を書きます。確認段階1は企画・仕様書の記載を設計として扱う段階、確認段階4は開始から結果まで実操作した段階です。現時点の三行は次のとおりです。
- 299,999文字:公開閾値の直前。対照操作は未実施のため、大容量判定・停止表示・残存機能は「保留」。
- 300,000文字:公開仕様上の対象開始点。対照操作は未実施のため、実際の切り替わり結果は「保留」。
- 919,514文字:UTF-8/LF標本でisLargeFile=trueを記録済み。isLargeFileはアプリがその文書を大容量対象と判定したかを示す真偽値。この行で実測と書けるのは、この標本の大容量判定まで。
公開設計は3行の操作結果ではない
全機能詳細には、30万文字以上で色分け・編集記号・ハイライト・行番号など重い表示を止め、編集・検索・保存を残す設計が記載されています。これは確認段階1の仕様資料であり、現行実装や299,999文字・300,000文字・919,514文字の操作合格を示しません。
また、「編集・検索・保存を残す設計」から、一字編集、別名保存、再読込の成功を導くこともできません。設計、操作、結果を別列にすることが、証拠を過大評価しないための中心ルールです。
候補比較は「保留を説明できるか」で絞る
候補ごとに同じ三行を用意し、閾値の根拠箇所、停止する表示、残ると説明される機能、実測済みの行、未実施の行を転記します。候補独自の閾値がある場合は、30万文字の行を書き換えず、その閾値の直前と開始点を追加します。
この段階の合格は、実行試験の対象に残すことです。保留行があっても、根拠と追加測定を説明できれば候補に残せます。反対に、未実施を合格としたり、大きく離れた一標本から境界行を推測したりする候補は、表を作り直します。
証拠欄には数字と次の測定を一緒に書く
一行の記録例は「299,999文字/閾値前/実測=未実施/次=大容量判定だけ取る」です。300,000文字の行には「公開仕様の対象開始/実測=未実施」と書きます。919,514文字の行だけが「対象=919,514文字のUTF-8/LF標本/操作=大容量判定を取得/結果=isLargeFile=true」の三点を持ちます。
次の測定担当が表を開いたとき、どの行を何の操作で埋めるかが分かることも合格条件です。単に「未検証」と書くのではなく、使う複製ファイル、期待する判定値、記録先を次の一手として残します。これにより、保留が放置ではなく、実行可能な測定予定になります。
三つの停止条件
一つ目は、919,514文字の結果を299,999文字または300,000文字の行へ移したとき。二つ目は、残る設計を手元の操作成功としたとき。三つ目は、保留行のある候補を最終採用と断定したときです。
止めた後は、数字や評価語を書き換えるのではなく、証拠欄を公開仕様・実測・保留のいずれかへ戻します。保留には「299,999文字で判定を取る」のように、次の操作を一つ書きます。
Rune Studioを実行試験候補にする範囲
Rune Studioの全機能詳細には、30万文字以上で重い表示補助を止め、編集・検索・保存を残す設計が記載されています。さらに、2026年8月10日のSTUDIO-001操作検証記録には、開発版CLI 1.4.0 build 23で919,514文字・24,272行のUTF-8/LF標本へ inspect text を実行し、isLargeFile=trueとなった結果があります。仕様資料と実操作を分けて示すこの二行は、追加試験へ進める候補を絞る根拠になります。
一方、299,999文字と300,000文字の切り替わりは未測定です。この二行が埋まるまで、境界実測済みとは記述しません。また、アプリやMacごとの速度順位も、この証拠表の結論に含めません。

次の一歩:保留二行を測る候補を決める
今日行うのは、299,999文字と300,000文字の行を保留で作り、919,514文字の行にだけ確認段階4の大容量判定を入れることです。その上で、追加測定の対象と順番を決めます。
句点検索、一字編集、別名保存、再読込の成否は、STUDIO-036の締切ドリルで扱います。STUDIO-208の役割は、そのドリルを代替することではなく、どの候補のどの保留行を測るべきかを、証拠段階から決めることです。


