
テキストエディタでルビを入れるときは、親文字を選び、読みを入力し、挿入後も親文字が変わっていないか確認します。最短の手順は一語ずつ完成させることです。読みの一覧を先に大量に作っても、選択範囲がずれると修正が増えます。
この記事は「難読語一語へルビを入れる」操作に集中します。複数種類の日本語記法を校正する順序や、圏点との使い分けは扱いません。
親文字を決めてから読みを考える
例は「黎明」に「れいめい」と付ける場面です。まず本文中の二文字だけを選びます。前後の助詞やかぎ括弧を含めません。次に読みをひらがなで確認し、同じ語が別の意味で使われていないかを見ます。
同じ語が十回あっても、最初は一件だけに入れます。一件目で親文字の範囲と記法を確認できれば、残りを同じ規則で進められます。
一語を完成させる四手
- 原本を残し、対象段落を複製する
- 「黎明」の二文字だけを選ぶ
- ルビ挿入を選び、読み「れいめい」を入力する
- 挿入後の本文とプレビューを読み、親文字と読みを照合する
Rune Studioでは選択した文字へルビを挿入できます。このガイドの制作時に実際に完了したのは「漢字」一件に読みを付ける操作です。人名四件と専門語三件、対象外二件を含む一括検査や、生成XHTMLの全ルビ要素までは確認していません。そのため、多数の候補が自動的に正しく処理されるとは書きません。
ルビがずれたときは親文字へ戻る
読みが正しくても、親文字に句読点が含まれていればやり直します。親文字が消えた、重複した、記法が本文へ露出した場合は、その一件を取り消し、複製の元の文字列と比較します。
プレビューで見えない場合は、すぐに別の記法へ書き換えず、現在のファイル形式と表示モードが対象かを確認します。外部の電子書籍リーダーでの見え方は、EPUB出力後の別検査です。
まとめて入れる前の停止条件
同じ難読語でも読みが文脈で変わる、姓と名の境界が曖昧、記号を含む、すでにルビがある場合は一括適用を止めます。候補一覧に「適用」「保留」「対象外」を付け、保留をゼロにしてから続けます。
読みを決められない語は保留する
固有名詞は作者独自の読みを持つことがあります。辞書で一般的な読みが見つかっても、作品内の設定資料を優先します。根拠がない場合は推測で入れず、候補表へ保留として残します。
送り仮名を含む語では、どこまでを親文字にするかを先に決めます。本文の表記方針が揺れているなら、ルビ操作より表記統一を先に行います。
二回目以降の確認
同じ語へ続けて入れるときも、読みを自動的に使い回しません。台詞内の当て読み、別人物の姓、同形異音語がないか文脈を読みます。全件終了後は親文字で検索し、ルビの有無と読みを一覧で見直します。
最初の一件と最後の一件を並べて、同じ判断で処理できたかも確認します。
本番へ進む前の確認票
難読語一件へのルビ入力を本番へ広げる前に、次の欄を一つずつ閉じます。結果が空欄のままなら、作業量が多くても完了とはしません。
- 対象:どの原稿、章、ファイルを扱ったか
- 開始値:親文字、読み、出現位置、元の段落
- 中心操作:何を一つ変え、何を変えなかったか
- 結果:期待した状態と実際の状態
- 戻り先:失敗時に使う未変更の複製
- 未確認:大量候補は全件確認の記録ができてから扱う
難読語一件へのルビ入力の一覧は成功を飾るためではなく、途中で条件が変わったことへ気づくために使います。二回目に同じ結果を得られない場合は、範囲を増やさず最初の例へ戻ります。資料上の機能、画面上の項目、開始から結果まで終えた操作も、難読語一件へのルビ入力では別々の事実として記録します。
Rune Studioを使わない場合の進め方
専用機能を使わなくても、一件ごとに親文字が残ったか読むことで目的へ近づけます。OSのファイル複製、普通の検索、別名保存、生成物の内容確認を組み合わせれば、未確認の自動処理へ賭けずに進められます。
Rune Studioを選ぶ意味は、難読語一件へのルビ入力で生じる手間を現行Mac版機能で減らせるか試せる点です。まだ記録のない結果は短い複製で確かめます。難読語一件へのルビ入力の結果を自分で読みたい人には向きますが、未確認の自動化を多数の原稿へ即時適用したい人には向きません。
次の一歩は、難読語一件へのルビ入力について上の確認票を一行埋められる最小の複製を作ることです。その結果を確かめてから、必要ならRune Studioの商品ページで現行Mac版の対応範囲を確認してください。
結論
ルビ入力で手を止めないコツは、一語の親文字、読み、挿入結果をその場で閉じることです。Rune Studioでは一件の挿入操作までは確認済みですが、多数候補や生成物全体の確認は未実施です。まず難読語一件を複製原稿で完成させ、その記録を次の一件へ使ってください。Rune Studioのルビ機能を見る


