
epub に する 方法を調べているなら、全巻をいきなり作らず、1,200字の一章を二周します。一周目で縦書きの設定項目と期待状態を対応づけ、二周目で本文を一字だけ直し、設定が保たれたまま修正が反映されたかを確認します。その結果を基準に、残りの章へ展開するか、設定を見直すかを判断します。対象は1,200字の一章、ルビ、2桁数字、場面区切りです。表紙付き全巻、KDP審査、価格は扱いません。
直接回答:一章を二周し、設定項目・期待状態・一字修正で全巻展開を判断する
縦書き小説をEPUBにする方法で重要なのは、設定を入れたことではなく、設定項目ごとの期待状態を一章で確かめてから全巻へ広げることです。1,200字の標本にルビ、2桁数字、場面区切りを置き、まず設定と表示の関係を確認します。次に「夜」を「朝」に一字だけ置き換え、修正箇所以外が変わっていないかを見ます。
この二周は、操作命令の使い方やファイルの担当分けを説明するためのものではありません。設定が保持されたか、文字の修正がその設定の下で反映されたか、同じ条件を残りの章へ広げてよいかを決めるための受け入れ試験です。
一章標本を全巻の代わりに固定する
標本は第一章相当の1,200字です。本文には、縦書きの影響を観察できるルビ、2桁数字、場面区切りを一つずつ置き、どの文字をどの状態で見るかを先に書きます。入力原稿の版名、設定を入れた時点、生成前の成果物名を分けて記録し、全巻の本文を同時に変更しません。
固有例として、文中に「12人」、ルビ付きの語、場面区切りを含めます。章題や場面の順番はこの標本の骨格として残し、二周目の一字修正は本文中の「夜」を「朝」へ置き換える一箇所だけにします。比較する対象が増えると、設定の影響と本文変更の影響を区別しにくくなるためです。
一周目:縦書き設定と期待状態を対応づける
一周目は、設定項目と期待状態を一対一で記録します。項目を増やすことが目的ではなく、設定を変えたときに何を見るかを決めることが目的です。
| 設定項目 | 標本で見る対象 | 期待状態 |
|---|---|---|
| 文字方向 | 本文の行と段落 | 縦書きとして行が並び、本文の順番が変わらない |
| 右開き | ページの進み方 | ページを読む向きが縦書き小説の想定と一致する |
| 2桁数字の扱い | 「12人」 | 数字が本文中で読めるまとまりとして表示される |
| ルビ | ルビ付きの語 | 読みが対応する本文の近くに保たれる |
| 記号処理 | 句読点と場面区切り | 記号が本文の位置を変えず、場面の区切りが残る |
ここで「設定済み」とだけ書くのは不十分です。たとえば右開きを選んだ結果としてページの進み方を見ていないなら、その項目は未確認です。2桁数字の表示が不自然なら、本文を直して隠すのではなく、該当する設定項目と期待状態の組み合わせへ戻ります。
二周目:一字修正以外が維持されたか確かめる
一周目の状態を残したまま、本文の「夜」を「朝」に一字だけ置き換えます。設定項目は変更せず、別名の再生成版を作ったという前提で確認します。最初に一字の変更が反映されたかを見て、次に文字方向、右開き、2桁数字、ルビ、記号処理の期待状態が保たれているかを順番に読みます。
このとき、ルビが消えた、数字のまとまりが崩れた、場面区切りの位置が移ったという結果が出たら、「一字修正は成功」とだけ記録しません。本文の修正、設定の保持、表示の変化を分け、どの項目で期待状態から外れたかを記録します。変更していない設定が同じ状態に保たれていることも、全巻展開の判断材料です。
設定崩れごとの判定と戻り先
崩れ方ごとに戻る場所を固定します。縦書きの行の向きやページの進み方が違うなら、文字方向または右開きの設定を見直します。「12人」の表示や記号の位置だけが違うなら、2桁数字または記号処理の確認へ戻ります。ルビの対応だけが違うなら、ルビ付き本文とその期待状態を見直します。
場面区切りの前後で本文の順番まで変わった場合は、設定の問題と決めつけず、入力原稿の版を照合します。原因を特定する前に全巻を再生成すると、1,200字の標本で得た判断が失われます。設定項目、観察対象、期待状態、結果、戻り先を一行で残すと、二周目の確認が一章の範囲から広がりません。
全巻へ展開する判断線
残りの章へ広げるのは、次の条件がすべて揃ったときです。
- 一周目で、文字方向・右開き・2桁数字・ルビ・記号処理の期待状態を記録できた。
- 二周目で、「夜」から「朝」への一字修正が反映され、修正していない設定の状態を説明できた。
- 一字修正以外に出た差が、原因と戻り先を特定できる範囲に収まっている。
- 同じ設定と確認項目を残りの章にも適用できる見通しがある。
一つでも未確認なら、全巻展開は保留です。特に、数字やルビの状態が一周目と二周目で説明なく変わった場合は、全巻で同じ崩れが起きる可能性を判断できません。展開する場合も、残りの章を一度に「合格」とせず、章ごとに同じ期待状態を確認します。
Rune Studioを候補にする範囲
公開機能資料では、Rune Studioの現行Mac版について「vertical-rlの縦書きプレビューと、右開き・縦中横・記号処理を含むEPUB 3出力を備える」という機能範囲が確認できます。そのため、全巻を作る前に一章を生成・検査・一字修正・再生成する用途の候補にはなります。ただし、これは公開資料で確認した機能範囲であり、1,200字の標本で設定が保持され、修正が反映されたという実測結果ではありません。
試す場合は、公開資料で確認した機能範囲と、手元の一章二周の記録を混ぜません。表紙付き全巻、KDP審査、価格や外部サービス側の受理は、この判断の対象外です。

結論:一章二周の記録が揃ったら全巻へ広げる
epub に する 方法として持ち帰るのは、全巻の作成を急がず、1,200字の一章に設定項目と期待状態を置き、一字修正まで含む二周で確かめる流れです。文字方向、右開き、2桁数字、ルビ、記号処理をそれぞれ観察し、「夜」から「朝」への変更以外を説明できたときだけ、残りの章へ広げます。
一章で崩れが見つかったら、設定、本文、入力原稿のどこへ戻るかを決めてから再確認してください。Rune Studioを候補にする場合も、公開資料にある機能範囲と標本の実測結果を分けて記録することが、縦書き小説のEPUB化で設定を見失わないための基準になります。


