
テキストエディタ 検索機能で探し漏れを判定するには、件数だけでなく「何ファイルに分布したか」を期待値と比べます。この記事では八章のうち六章に注意語十四件、notesとarchiveは除外という標本を使います。この14件・6ファイルは手順用の期待値で、Rune Studioで実測済みの値ではありません。検索結果を修正命令にはせず、漏れが検索語、対象範囲、原稿版のどこにあるかを決めます。
期待値は十四件・六ファイルの二つで持つ
注意語は第1章に3件、第2章に2件、第3章に0件、第4章に4件、第5章に1件、第6章に0件、第7章に2件、第8章に2件あり、合計十四件です。一致する章は第1、2、4、5、7、8章なので六ファイルです。
十四件だけを覚えると、ある章が一件減り別章が一件増えた変化を見逃します。六ファイルだけでも、同じ六章内で一致が欠けたことを見抜けません。二つの数字は同時に使います。
対象範囲からnotesとarchiveを外す
対象はchaptersフォルダの八ファイルです。notesの調査メモとarchiveの旧稿には同じ注意語が合計五件ありますが、現行本文の検査には含めません。フォルダを選択して検索する前に、選択場所がchaptersであることをパスで確認します。
対象外を削除する必要はありません。除外理由を残せば、全体検索で十九件になったときに「五件多い」の出所を説明できます。
最初の検索結果を基準行として残す
検索語、選択フォルダ、原稿版、実行日時、表示された一致件数とファイル数を一行にします。たとえば「注意語A/chapters/v12/13件・5ファイル」です。この行が期待十四・六との差を調べる出発点です。
「少なかった」だけでは再現できません。どの条件で13・5になったかを残し、検索語を直した結果や範囲を変えた結果を別行へ追加します。
13件・5ファイルなら欠けた章を先に探す
期待より一致が一件少なく、ファイルも一つ少ないなら、丸ごと検索対象から外れた章が候補です。ファイル別一覧を期待内訳と照合し、第5章の一件が一覧にないなら、第5章の選択漏れ、拡張子、未保存状態、原稿版を確認します。
第5章が表示されているのに合計だけ13なら、別章の行別内訳を見ます。ファイル数差と件数差が同じでも原因は一つとは限らないため、まずファイル名、次に行を見ます。
14件・5ファイルは語が別章へ移った可能性を示す
合計十四件が一致しても五ファイルなら、一章分が欠け、別章で同数増えた可能性があります。期待内訳の0件章に一致が出ていないか、四件の第4章が五件になっていないかを確認します。
総数一致を合格にしない理由がここにあります。ファイル別の件数を八章すべてと比較し、六つの一致章が予定どおりかを確認します。
15件・6ファイルなら余分な一行の所在を決める
ファイル数が六で一致件数が十五なら、対象章は合っていて、どこかに余分な一致があります。ファイル別内訳で増えた章を見つけ、行別結果から見出し、注記、本文のどこに入ったかを読みます。
本記事ではその一行を削除しません。意図的な用例か誤入力かを判定するため、該当ファイルと行へ移動できる状態で次の編集へ渡します。
19件・8ファイルなら除外範囲を疑う
全体検索を誤って使うと、notesとarchiveの五件が加わり十九件・八ファイルになる標本です。この形は検索語の誤りより、範囲がワークスペース全体へ広がった可能性を示します。
対象をchaptersへ限定し直し、十四・六へ戻るかを見ます。対象外ファイル内の語を消して数字を合わせるのは誤りです。
Rune Studioで確認した件数と範囲限定を判定に使う
実際に試した標本は4ファイルに4件を含みます。本文フォルダ内のtxtだけに絞ると、結果は2ファイル・3件になり、対象外の参照ファイルにある1件は含まれませんでした。検索結果をファイル別・行別に記録し、一致件数と該当ファイル数を照合できました。
一方、画面のリアルタイム更新と結果クリックは未確認です。14件・6ファイルの標本も実行していません。確認済みの件数・範囲・ファイル別・行別記録を判断方法へ接続し、検索が意味上の誤りを自動判定または自動修正するとは書きません。
大文字小文字を区別しない仕様を英字で考慮する
注意語が英字の場合、Rune Studioのワークスペース検索は大文字・小文字を区別しない公開仕様です。API、Api、apiを別件として数えたい検査には、そのままの総数を使えません。期待値側も大文字小文字をまとめるか、別の確認手段へ分けます。
日本語の標本で十四・六が一致しても、別の英字検索へ数字を流用しません。検索語ごとに期待値を作ります。
八章の期待表を検索前に固定する
期待表にはchapter01からchapter08までを並べ、各行へ3、2、0、4、1、0、2、2を書きます。検索結果が出てから期待値を直すと、実表示に合わせただけになり探し漏れを検出できません。原稿版v12の既知の分布として検索前に保存します。
一致ゼロの第3章と第6章も行を削除しません。ゼロという期待があるから、不要な一致が一件現れたことを発見できます。
確認済みのファイル別・行別記録を二段階で読む
最初に六つのファイル名が期待どおりかを確認し、次に各ファイルを開いて行別件数を数えます。十四件を上から数えるだけでは、どの章の期待と違うかを説明できません。
該当ファイルと行を開いたら、検索語が本文、見出し、注記のどこにあるかを短く記録します。実機確認ではファイル別・行別の出力を確認しましたが、画面上の結果クリックは未確認です。本記事の判断は所在までで、修正文は作りません。
未保存タブと画面操作は未確認として切り分ける
公開資料ではワークスペース置換が未保存タブも含めて処理する範囲が明記されています。ただし、今回の検索検証では未保存タブの件数への反映を実操作していません。検索結果とディスク上の期待がずれた場合に、未保存タブを候補として確認する手順までに留めます。
保存して期待表を更新するか、未保存変更を今回の対象外にするかを決めます。画面の件数とファイルの版を混ぜたまま十四へ合わせません。
差分の形を次工程の指示に変える
13・5なら欠けたファイル、14・5なら分布、15・6なら余分な行、19・8なら範囲というように、数字の組み合わせを戻り先へ変換します。次担当へは「検索が変」ではなく、期待と実表示の対を渡します。
この対があれば、単一章の文脈確認や置換担当は同じ検索をやり直す前に対象を絞れます。ただし検索表自体を置換命令にはしません。
一致ゼロの章を検索対象に含めた証拠を残す
第3章と第6章が結果一覧に出ないことは、検索対象から外れたことと見分けにくい状態です。chaptersフォルダの対象一覧に八ファイルを列挙し、第3章と第6章は「対象・期待0」と記録します。
この二行があれば、六ファイルしか結果に出なくても対象ファイルが八つであることを説明できます。該当ファイル数と検索対象ファイル数を同じ数字として扱いません。
拡張子と原稿版をファイル名の横で確認する
chapter05.mdの代わりにchapter05-old.mdを含めたり、同名のtxt複製を検索したりすると、件数が合っても正本の結果ではありません。八章の期待表へ拡張子と原稿版v12を添えます。
結果一覧の六ファイルは名前だけでなくパスを確認します。archive配下の同名章を現行chaptersの結果と数えません。
十四件の行抜粋を検索語の証拠として残す
各一致から検索語を含む短い前後文を抜き、十四行の一覧にします。同じ行へ二件ある場合は一致を二つとして番号を分けます。ファイル数六と行数十四の関係が見えるため、次担当が総数を再現できます。
抜粋は意味判断を完了するためではありません。文脈を詳しく読む対象が一章に絞られたら「一章内の検索結果分類」へ渡します。
完了は十四件を直すことではなく十四・六を説明すること
読者が用意した八章の内訳が3、2、0、4、1、0、2、2で、合計十四、該当六ファイルになれば、その標本の探し漏れ確認は完了です。これは記事内の期待値であり、実機確認で完遂した結果ではありません。各一致の言い換えや削除はまだ行いません。
まずchaptersを選び、Rune Studioの商品ページで横断検索の件数表示と範囲限定を確認してください。一件の文脈を読むなら「一章内の検索結果分類」、置換するなら「複数ファイルの範囲限定置換」または「一章内の例外を残す置換」へ新しい対象票を作って渡します。